2021
6
Nov

写真

写真を撮る理由

写真を趣味として撮り始めていつの間にか10年以上が経過しているが、きっかけとなったのはやはり少しでも目の前の光景を綺麗に残しておきたいという気持ちからで、そこに気が付かせてくれたのはデジタル写真のパソコンでの写真鑑賞だ。

それまでも写真は携帯やコンデジで撮ってはいたけど趣味や作品として意識したことはなかった。だけど高画素なカメラや解像度の高いPCモニターが普及するにつれいわゆる画質の違いがだんだん顕著に分かるようになってきた。皆様の中にもスマホの画面では綺麗に見える写真でもパソコンの大きな画面で引き延ばすとあれ?って思った経験がおありではないだろうか。何故同じ1000万画素でも画質が顕著に違うだろうという疑問に行きつき、それはカメラの性能なのだということに当たり前の結論に気がつかされたのだ。

かつては鑑賞するにも携帯の画面やL判サイズでのプリントだけだった。ところが大きな画面で鑑賞する機会が増えたせいで見えなかった粗に気が付いてしまったというワケなのである

そこでデジタル一眼レフカメラを買ってみたところまさに目から鱗の感動が待っていた。今まで見えなかったものが見える世界を知ってしまったのである。

当然細かく見えるだけではない、豊かなグラデーションや色彩など総合的な画質の違いも明らかでA4サイズに印刷してもこれまでのように粗が見えることは無くなったのである。

たまたま私の周りにはカメラを趣味にする人はいなかったこともあるのかその旅行や行事で撮影した写真をアルバムやフォトブックににして配ったところ「すげえ こんなに綺麗に映るんだね」と喜ばれたのをよく覚えている。

そう、写真を撮れば自分も目の前の風景に感動できるし人にも喜んでもらえる こんないい趣味はないというわけである

自分自身何か取り柄があるわけではない、写真についても特別な技術や感性をもっているとは思ってはいないけど、それでもシャッターさえきれば綺麗な写真が撮れて人に喜んでもらえるというのは自分にとって特別な経験でもあった。

これからも写真機材と目の前の感動をに感謝して写真を写していきたいと思う。

初秋の渓
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