太古の遺産 千葉公園の大賀蓮を見に行こう

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千葉市千葉公園で今年も大賀蓮が咲きました!

大賀蓮は千葉市の花に指定されており、千葉市では開花の時期に大賀蓮祭りを

催すなどで盛り上げを図っています。

なぜこれが特別なのかと言いますといにしえの時を超えて咲く花なんですね。

今回はこの大賀蓮をご紹介したいと思います。

 

 

大賀蓮の歴史

1951年に現在の千葉市花見川区にある東京大学の厚生農場にて草炭の採掘をしていた

ところ船や櫂など出土します。このため遺跡として調査したところ、蓮の実が出土。

さらに植物学者である大賀一郎博士がボランティアの協力などを得ながら発掘調査を

した結果、合計3粒の蓮の実が見つかったそうです。どうやらそこは今でいう港のような

場所だったようで木の実などを積み下ろししていたのかもしれません。

その3粒を発芽させたところ、1粒だけ無事に生長し、翌1952年に開花させることができました。

また測定の結果この蓮の実は2000年以上前のものであることがわかりました。

この出来事は米ライフ誌に掲載され当時海外報道されたようです。

後にこの蓮は大賀博士の名をとって大賀蓮と名付けられ、天然記念物に指定されています。

今では世界最古の花として海外を含め様々な地域、場所に根分けされ、友好・親睦に用いられているそうです。

 

大賀蓮の咲く季節と見ごろ

例年6月上旬から開花が始まり8月上旬までには咲き終わります。

咲き方も独特で4日に渡って花が咲くそうです。

初 日:早朝4時ころから咲き始め午前8時には一旦閉じ始めます。

このころが一番きれいなピンク色となります。

二日目:深夜午前1時頃から花が開き始め早朝にかけて満開となり閉じ始めます。

三日目:同じく深夜午前1時頃から花が開き始め午前10時頃にかけて咲きます

この時が花がもっとも大きくなるようですが色はあせはじめます。

午後は半開の状態となります。

四日目:早朝から花が開き始め午前8時頃に満開となり午後3時頃には散ってしまいます。

ということで桜のように一斉に満開となりそのまま数日後に散り始めるということでは

ありませんのでピークの予測はやや難しいものがあります。

ただしやはり上記傾向からすると鑑賞には午前中が適していますね。

光が透けると美しさが際立ちます

 

こちらはかなり開いた状態です。

だいぶ色あせてきていますね

という感じで咲き具合によりいろんな表情を見せてくれる花でもあります。

千葉市の千葉公園では様々なイベントを催していますので興味のある方は是非参加してみてください。

大賀蓮の資料館 蓮華亭にいるマスコット ちはなちゃん

まとめ

各地でも見ることができるようになっている大賀蓮ですが、太古の姿を残す貴重な花ということがおわかりいただけましたでしょうか

もちろん生物学上の進化の時間としては2000年という期間は短いため、そのまま生育されていいても花の姿形はあまり変わらなかったかもしれません。

それでも個人的には我々日本人の大先輩である縄文人が見たであろう花と同じ花を我々も見てるということに一種の感慨を覚えます。

大賀蓮の可憐な姿とともに縄文人の生活に思いを馳せる。そんなひと時があっても良いかもしれません。名付け親となった大賀博士はじめ大賀蓮の発展に尽力された方々に

感謝の意を表して本日の記事を締めたいと思います。

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