6月3日に金峰山に登る機会がありました。
実は僕も多少登山を楽しんでいます。
あまりヘビーなことはできませんが日帰りで初心者向けの
山であれば十分に楽しめるだけの道具などは揃えてあります。
ということで今回は金峰山登山の記録です
知まず最初に金峰山をご紹介します。とはいえ自分も今回初めて
訪れたのですが・・・
金峰山は山梨と長野にまたがる山で「きんぷさん」または「きんぽうさん」と呼ばれます
そうやら山梨ではきんぷさん 長野ではきんぽうさんと呼ばれるようです
標高は2599mで日本百名山の一つです。
主な登山ルートと概要は以下の二つ
- 大弛峠登山口 コースタイム 登りで2時間30分 最大標高差 234m
- 瑞牆山荘登山口 コースタイム 登りで4時間10分 最大標高差 1069m
今回は僕は大弛峠側からで計画しました。
大弛峠へのアクセスは塩山駅北口から栄和交通のバスを利用します。
バスは路線バスですが予約制なため注意が必要です。またバスは
1時間半ほど乗ることになります。
乗り遅れてしまっても気軽にタクシーなんて距離ではなさそうです。

バス乗り場
大弛峠駐車場までの道は途中で道が狭くなるため途中の柳平でバスの乗り換えも
必要になります。

乗り換え場所の柳平にて撮影
なんとなくいい感じなので
撮影しました
途中車窓からは時折富士山や今日の目的地である山頂の五丈岩を見ることができました。
今日は天気もいいせいか登山客が多そうで、大弛峠駐車場近づくと駐車場に止めきれなかったのか
路上駐車の車が目立ちます。

駐車場にある俯瞰図
動物のイラストがかわいい
バスは駐車場の心配もなく無事大弛峠駐車場に到着。
この時点で標高は2300mを超えます。
バスを降りるとかなり涼しいです。駐車場にはトイレもあるので
女性も安心ですが自販機や売店などはありません。
10:15頃 駐車場を出発します。
しばらくは樹木林の中を登ります。
無理のない一定のペースで登る分にはさほどきつくありません。

途中富士山が見えました
しばらく進むと朝日峠に出ます 10:50頃でしょうか。

朝日峠
石が積まれています

朝日岳に向かう道
まだまだ体は元気です。 小休止して出発します。
写真に撮り損ねましたが一部残雪が残っていました。
意外と滑るので足元には注意が必要です。
朝日岳に向かう途中に開けた岩場に出ました。
そこからの景色はまさに絶景 でも風はかなり強くて
冷たいです 登りで汗をかいた場合などは体の冷やしすぎに
注意したほうがいいかもしれません
長い間とどまるなら早めにジャケットなど羽織った方がいいと思います。

絶景なり
そして朝日岳からは今日の目的地である五丈岩が遠くに望めます。
朝日岳には11:45頃着きました。

遠くに五丈岩 その左奥は南アルプス山脈です。
この先山を下りてさらに登ることになります。
そう 標高差は約230mでも尾根沿いにアップダウンはあるので
それなりにきついです。
せっかく登ったのにまた下る。
これが個人的には精神的にきついものがあります。
帰りはこれを登るのか~なんて思いながら
下るのですから複雑な気分となるのです。
それでも一歩一歩すすめばいつかは着きます。
目の前の一歩に集中します。
ペースはゆっくり目ですので特に息は乱れませんでした。

山頂が近づきます
山頂に近づくと林は無くなり高山植物地帯となります。
雰囲気が一変して気分も高揚 風は強く冷たいです。
天気が悪いときついかもー

尾根沿いすすめば山頂です。
あと少し!

ついに山頂につきました。
時刻は13:00頃だったかな。
目指す五丈岩はさらにその先の岩場を超えます。
この岩場の岩がかなり大きく二手三手先を見ながら
進まないと途中で手が届かないとかまたげないとかで
いったん戻って回り道なんてことになります。
自分は経験も浅くかなり苦労しましたが慣れている人は
早いですね。リュックもあるのでバランスなどにも
気を付けて進みます。体が通ってもリュックが岩場にひっかかって
バランスが崩れるといったこともありました。
そしていよいよ五丈岩が近づいてきましたがここで
問題が生じました。

五丈岩です。近づくとでかさを実感
帰りのバスが16:00とのことでかなり時間が厳しくなってきました。
食事もとらなければなりません。
コースタイムは2時間10分とのことなので
やはり13:30には下山を始めたいところ。
ということで目前まで来た五丈岩をあきらめ
あわただしく食事をし、一気下山します。
さすがに帰りはペースアップしたので登りでは息が
あがり、下りは膝が笑いました。
途中で数分の小休止を挟みますが、いったん荷物を降ろして
座り込んでしまうと余計きついとのことで
立ったままでの小休止です。
しかしおかげで15:40頃には駐車場に戻ることができ、バスには間に合いました。
五丈岩はちょっと残念だったけど無事に戻ることが第一です。
天気も良く十分に楽しむことができました。
機会を見てまた登山を楽しみたいと思いますし、いずれ過去の
登山の様子なんかもご紹介したいと思います。
それではまた
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