ヒアリに注意 ヒアリハット!

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今年になってヒアリの目撃が相次いでいます。いずれも港に陸揚げされたコンテナから出てきており、これまで福岡 岡山 神戸 大井などで見つかっています。見つけた範囲では駆除しているそうですが、毎日大量に陸揚げされるコンテナに対してどこまで確認できるのか、女王蟻が見つかったとの情報もあり、このままでは水際での対応もいずれ限界を迎るばかりかもうすでに国内で定着しているのではといった懸念もあります。そこで今回はヒアリの情報・注意点についてご紹介します。

ヒアリとはどんな蟻なのか?

ヒアリは漢字で火蟻と書かれます。もともとは南米の蟻だそうですが中国や東南アジア、オーストラリアなどに生息しています。攻撃的で繁殖能力も高く、「世界の侵略的外来種ワースト100」にも指定されています。

外見の特徴は赤褐色で体長は2.5~6mmと日本在来の蟻に比べて特別大きい蟻ではありません。外見上似ている蟻もいますので写真などでよく確認しておきましょう。主なエサは種子や昆虫など雑食性の昆虫で、女王蟻を中心とした巣を作ります。

世界の侵略的外来種ワースト100とは国際自然保護連合(IUCN)の種の保全委員会が定めたもので外来種の中で、特に生態系や人間活動への影響が大きい生物のリストです。

最も問題となる点は毒針をもっていることです。毒の種類はスズメバチに近い種類でこれに刺されると激しい痛みととともに腫れや炎症が起きるほか、ごくまれに急速にアナフィラキシーの症状に発展することがあり、こうなると頭痛やめまい、吐き気などをの症状があらわれることがあります。さらには重度になると痙攣 発作などが発症とはすることがあります。ただしスズメバチより毒性は弱いため、死に至ることは稀ですが、過去に死亡例が報告されていることから、甘く見てはいけません。

アナフィラキシーとはアレルギー反応の一種でアレルゲンを体内に摂取することで発症します。またアナフィラキシーショックとはアナフィラキシーの中でも重篤な状況で血圧低下、意識障害などが起こり命に危険がある状態をいいます。

ヒアリの対策は

ヒアリを見つけたら

地方環境事務所へ連絡をしてください。

こちらに連絡先があります

http://www.env.go.jp/region/list/li_1.html

駆除はもちろん踏みつぶしてもいいですし、市販の蟻用殺虫剤や熱湯も効果があります。

噛まれた場合は

刺された直後から20~30分程度は安静にし、体調に変化がないか注意して観察ください。軽度の症状のみで 症状が悪化する様子がなければ、ゆっくりと病院に行きましょう。容体が急変した時場合は、症状は急速に進むので、一番近い病院を受診します(救急受入れのある病院であればなおよいです。)。「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え。すぐに治療してもらいましょう。

 

ヒアリの拡大にどう対処するか

ヒアリの繁殖力はかなり高いことが知られています。女王蟻は風にものると10キロ以上移動し、1日2000個の卵を産みます。このため一度定着してしまうと完全に駆除することは難しいといわれています。また日本の蟻は一つのコロニーには女王蟻は一匹ですが、ヒアリは複数の女王蟻がいるそうです。

ヒアリに天敵にはいるのでしょうか

ノミバエが有効でアメリカでは研究が進んでいるほか、日本在来の蟻も縄張り意識が強いため、外来の蟻に対しては攻撃をするとの情報があります。ただし、国内の蟻に対してヒアリの繁殖能力が高すぎるため、数に押し切られてしまうかもしれません。とはいえ国内の蟻の駆除は最小限にした方がよさそうです。

まとめ

いずれこのままでは国内で爆発的に数が増えることが懸念されます。公園や学校の校庭などで気軽に遊べなくなるかもしれません。ヒアリの根絶はニュージーランドが成功していますが、莫大な予算を投じています。なんだかんだいっても我々にできることは一人一人が正しい知識を持ち、対応することだけです。

他人事とは思わず皆でヒアリについての意識を高めていきましょう。

 

参考資料

参照元:環境省HP

「ヒアリの簡易的な見分け方(暫定版)」

http://www.env.go.jp/press/files/jp/106334.pdf

「ストップ・ザ・ヒアリ」

https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/r_fireant.pdf#search=%27%E3%81%99%E3%81%A8%E3%81%A3%E3%81%B7%E3%81%96%E3%81%B2%E3%81%82%E3%82%8A%27

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